《足の裏の痛みと鍼灸治療》
「足裏が、歩いていると痛い!」と言う方って、結構いらっしゃると思うんですよ。
(実は私も以前、アヤシイ「ウコンの粉末」を毎日摂取していたら
ある日突然、足の裏が腫れて痛くなったことがありました。
あの時は焦ったな~。)
これを治すのに、一番簡単な方法は、その部分や周りにある
「押していたい部分(圧痛店)」にお灸をする事です。
お灸と言っても、薬局で販売しているせんねん灸ではダメです。
(火力が弱すぎて浸透しない。)
本物の、もぐさを手で捻って、すえて火をつける。
これを毎日7~15回くらい(時間にして3分くらい)を続けます。
するとほぼ、一週間以内に痛みは引いてきます。
今回、いらっしゃったAさんも、それで楽になられました。
もしお灸だけでなく、鍼も使って良いのなら、もっと簡単です。
その足裏の押して痛いのが緩む場所を、ふくらはぎの中から探し出して
(大体、スジ状の硬結になっています。)
そこを何か所か、鍼で緩めるだけ。
かなり確実に効果があります。
原因として考えられるのは、ふくらはぎや脛にある筋肉を使い過ぎて
荷重疲労がたまって硬くなる。
そのギューッと固くなった塊が、足裏の腱や靭帯を引っ張って痛みが出ているんです。
「臭いは元から!」じゃないですけど、痛みもその根源から緩めてあげる必要が
あるのですね。