《アゴの痛みの患者さん!(顎関節症)》
Kさんは、妊婦さんの頃から当院に通院してくださっていて、今は
「産後の骨盤矯正(引き締め)整体」の為にいらっしゃっております。
そんなKさんからある日TELが、かかって来て
「先生、アゴが痛くて開かなくなってしまって歯医者に行ったのですが
全然治らないんですー。先生の所で何とかなりませんか?」
との事。
これはいわゆる
顎関節症!!
ですね。
これに関しては、ワタクシかな~り研究を重ねてきておりまして
実は「大得意!」なんですよ。
すかさず「大丈夫です!もちろん実際に診ないと分かりませんが
そういう人、たくさん治したことありますから。」
と伝えたら
「すぐ行きます。最短でいつが空いてらっしゃいますでしょうか?」
という事で治療をする事に。
ところで、アゴがポキポキ鳴ったり口が開かなくなる原因って
皆さん、ご存知でしょうか?
本当の原因はアゴには無いんです。
実は肩甲骨から上の胸の部分からの歪みが大きいんです。
この方の場合も、肩甲骨がかなり”前肩”になっていらっしゃっていて
鎖骨が片方だけ「V字」のように曲がっておられました。
で、アゴ周りの圧痛をインディケーターにして、そこが取れるように
肩甲骨や鎖骨を整体矯正プラス鍼灸治療したら・・・・。
たった一回で
「あ、あれ?痛くないー!」
「開けても全然、痛みがなくなりました!」
と驚かれていました。
(本当に治った時って、人は喜ぶんじゃなくて”ビックリ”します!)
良かった良かった!
余談ですが、口の開閉運動つまり”噛みしめ”ってアゴの筋肉だけ使ってるんじゃなくて
「全身運動」なんです。
大体、人間の噛む力って体重かそれ以上あるんですが
アゴ周りと頭蓋骨側面などの、あんな小さい筋肉だけでそんなパワーを出せるはずない
ですからね。
人はモノを”全身で噛んでいる”んです。