《咳が止まらない人》
ちょうど首の後ろの骨(棘突起と言います。)の間が詰まっている事が多い。
ここを丹念に鍼で緩めて広げてあげると良いです。
場所的には頸椎6番から胸椎3番まで。
(胸椎3番は肺に関係しています。そして胸椎1番が気管支。)
そしてその後にお灸で温める。簡単かつ有効な方法です。
人体がゆがんだり、調子が悪くなると”必ず”背骨にその影響が出ているものです。
整体の創始者(というか整体という言葉を初めて使った人)である野口晴哉先生は
「人間は背骨を診れば、その人の今まで生きてきた歴史とか生き様など全てわかる。」
「だから人間は、背骨が”表”で顔が”裏”なんだ。」
と言っています。
凄く面白いですね。
→このおちょくった感じが、野口先生の人柄を表しています。