身体に水分が溜まって、むくむ場合は?
「水をたくさん飲んだ方が良い。」といってガボガボ飲んでしまうと、体力が無い人の場合(いわゆる虚証タイプ)排泄能力を超えてしまって、身体に水が溜まってむくんで調子悪くなる事があります。(よくモデルの人なんかが「肌がきれいになる!」とか言って水を一日に5リットルくらいがぶ飲みする事がありますが、あれも体質を加味して行わないと非常に危険があるという事です。水のがぶ飲みは体力がある人が行わないと危険です。水毒症を引き起こしかねない。)
プラスして今年のこの猛暑。
身体が脱水症状を避けるために、体内に水分を引き留めようとする。
ダブルで浮腫みが起こるわけですね。(すると浸透圧の関係で血液が薄くなり、血圧もあがってふらふらするようになります。これが夏のだるさの原因になる。)
→こういった観点は西洋医学には無いですね。
そういう時は塩の利いた梅干しを食べてバランスを取るようにすると良いです。
それから鍼灸治療をする。
それだけで鍼の効きが全然違いますよ。
つまり鍼治療をする場合でも、食によるサポートが非常に重要だという事です。
古代に置いては鍼灸と食と薬膳は三位一体だったらしいですからね。
この辺は、現代の鍼灸業界に欠けている部分だなー。