《整体や鍼灸治療に”占い”を取り入れると・・・。》
鍼灸や整体の世界って、いわば「東洋医学」の世界ですから、大本は東洋思想に基づくもの。
なので「易」など占いの世界も、非常に近いものがあると思うんですよね。
鍼灸は脈などから、患者さんの”気の流れ”を診て、その滞っている部分を見つけて
流す事によって治療しますし、整体や指圧もツボの状態や歪みなどを診断して
「愉気」と言って、患者さんに気を流して症状を良くしたりします。
一方、気学(方位学)などの占いでも生年月日から、そのクライアントさんの
生まれ持った「気の性質」を割り出して、その時期、その方向にある土地の
「場の持つ気の性質」との相性で吉凶を判断します。
人に対して土地というミクロとマクロの差はありますが、どちらも大自然の持つエネルギー
である「気の流れ」を読んで行うものですから、同根であると言えるのではないでしょうか。
まー、長々とゴタクを書いてしまいましたが、私は結構、整体・鍼灸の臨床で
こららの各種占術を使います。
当院のカルテには生年月日を書く欄もありますからすぐに鑑定できますし
手相も耳相もヘソ相も人相も、全て参考になります。
そういったものを診ると、当然その患者さんの運気が「今、上がってるのか下がってるのか」
分かりますから、必然的に治りやすさも分かりますからね。
こういった事も考えて臨床を重ねていくと、その患者さんの事を深く知る事が出来ますし
間違いが格段に減ります。
世の中の整体師・鍼灸師も、もっとこう言う事を活用されたら良いのになー。
(言ってもらえれば、いくらでも教えるのに・・・。)