《握ると「手の甲」が痛い!》
看護師をしていらっしゃるOさん。
ハードなお仕事内容で、力仕事も何かと多いせいか、体をアチコチ痛めてご来院される事が多いです。
(「白衣の天使」だなんて、世間では言われていますが看護師さんってホントに大変!
私も昔、鼠経ヘルニアの手術で入院した時は、本当にお世話になりました。
マジ、尊いお仕事ですー。)
で、今回は「腕を外側に捻ったり」「指を握ると」手の甲が痛いとの事。
うむむむー!
握るのはまだしも、腕を外に捻るとフツーは手首なんかが痛み出るはずなんだけどなぁ・・。
で、精査してみると肘の下の筋肉と上腕の外側に硬結があって、ここを押しながら手を捻ると
「大丈夫!」
になる。
って、コトはここを整体治療(もしくは私の場合鍼灸も!)で癒着を引き剝がすようにすれば良い
という事です。
で、当院特製の「癒着をはがす整体治療道具」で3分間刺激を3か所ほど。
見事に捻れるようになられました!
(握る方は、あとちょっと。3割くらいかな。)
いつも思うんですけれども、人間の身体って不思議ですねー。
どこがつながってるのか、人によっても千差万別ですし意外な所に痛みが出たり
逆に意外な部分で痛みが取れたりします。
昭和初期にいた「尾骨で全身を治す整体治療」の巨匠であった
宮廻先生(その人の尾骨を触診しただけで”その人が朝に食べたものが分かった”そーです。)は
「人間の身体は”玉”でごわす!」
と仰っていらっしゃったようですが、まさにそんな感じですよね。