《好きな人にキスをしたくなるのは、なぜ?》
確かに、不思議ですよねーこれ。
考えてみれば、別に耳を合わせても、お腹をくっつけても
アタマだって、オデコだって、どこでも本来だったら良いはずですからね。
理由は唇が「人間にとって最も敏感な場所だから」です。
→なので”敏感な場所”であれば、他のどの場所でも良いわけなんですよ。
(フッフッフ。)
ここで相手に触れる事によって、より多くの相手の情報を得て
もっとその人を理解したい!
という人間のな欲求によって、キスをしたくなるんですね。
それともう一つ。
キスをするとオキシトシンが分泌されます。
別名“愛情ホルモン”と呼ばれるこのホルモンは、ストレスを軽減し
愛情や信頼などの感情を呼び起こすと言われています。
→医学的には、母乳を出したり、子宮を収縮させるなどの働きを持っています。
ただ、これは万人に対しての愛情(博愛)ではなく
「自分の属しているグループ内の人間に対する愛情度のみが上がる」
という事がある研究の結果、分かったそうです。
このオキシトシンを、実験で投与したアメリカ人の男性は
列車の事故(という設定下)において
アラブ人や東洋人よりも明らかに、欧米人を優先的に救助したそうです。
確かに、オキシトシンは家族や自分の属する民族への愛情を
アップさせる効用があるのですが
同時にそれは排他的な行動を促すことになってしまうわけですね。
(人種差別やナショナリズムなど)
こういった事も忘れないようにしておくと良いと思います。
では皆さん、グッドラック。