《馬の整体・マッサージ(その1)》
先日「馬のマッサージ・整体講習」を受けてきました!
主催は株式会社エクイエンスの藤本美芽先生。
昔はプロのジョッキーをされていて
ニュージーランドやオーストラリアでも活躍された方です。
鎌田の駅で8:50に講師の先生と待ち合わせをして、 車で千葉の牧場へ。
車の中では、ジョッキー時代のお話や、 馬がどんなに記憶力が良くて利口なのか
等のお話を楽しくお聞かせ頂きました。
→ジョッキーはハッキリ言って、”男の世界”なので
もう 毎日殴り合いしたりなどかなりバイオレンスな経験をされたという 事です。
(あと大変なのが体重管理!!
武豊さんなんか、 パーティでもドリンクだけ持って
「 ほとんどモノを食べない。」って仰っていましたね。)
そんなこんなで牧場について、先生に見本を見せてもらい
さっそく馬の肩甲骨まわりのマッサージから。
ちなみに皆さん、馬って「中指一本で立ってる!」 ってご存知ですか?
私たちが「ヒザ」だと思っている部分が実は”足首”で
胴体との接合部が馬にとってのヒザなんです。
なので胴体部分にもう一つ関節があって、 その先に肩甲骨がついているんですね。
(馬の肩甲骨は”縦長”なんです。)
でもって「菱形筋」という人間でいうと肩甲骨の間の筋肉が
馬の首の後ろ部分についているんです。
(”馬の解剖学”スゲー面白ーい!)
これを先生が優しくグーッと言った感じで圧を加えると
すごく気持ちよさそうに馬の首が下がってきます。
しかし私たちが、同じように見様見真似でやっても
馬は「 ナニやってんの?」みたいな感じで
シラーっと見ているだけ。(笑)
やってみて分かったのは
馬と比べて「人間の方が、 よっぽど鈍い!」
という事です。
サウナマッサージや、 よくある中国整体みたいにグリグリやってしまったら
繊細な馬は絶対に耐えられません。
優しくなでながら、ソーっと丁寧に丁寧に指や手根を圧定する。
すると”不思議な気の交流”が生まれる。
なんというか、 施術をしているこちらまでヒーリングされるような感覚・・・。
歩けない人が馬に乗せていると、歩けるようになるなど
「 ホースセラピー」というものがあるのも分かる気がしました。
では次回「馬の整体マッサージその2」に続きます!