《坐骨神経痛でふくらはぎが痺れる方!》
1年ぶりに当院にいらしたHさん。
なんでも坐骨神経痛になってしまわれて、歩いてると
ふくらはぎが痺れてしゃがみ込んでしまうそうです。
ポイントとしては、通常はお尻の下半分にある「梨状筋」というものと
コアマッスルであるお腹の奥の「大腰筋」です。
この2つの筋肉が、蓄積疲労で硬直してくると”前後から”お尻から太ももに流れる
坐骨神経を圧迫して痺れが出るんですよね。
(どちらか片方の硬直であれば、そんなに酷くはならないです。
両方だと、こんな感じになる。歩くのが辛いほどに・・・。)
ただ、この方は直接、大腰筋などをやってもダメで「足から順に」緩めて行かないと
反応しませんでした。
こういう場合は、時間がかかりますが、ふくらはぎの奥にある「後脛骨筋」から
整体アプローチを加えると良くなります。
(急がば回れってやつですねー。)
最初は仰向けで腰をひねっても、脚を持ち上げても痺れが出ていたのが
たった一回で出なくなられました!
遠方からいらっしゃるので、そんなに頻繁には治療出来ないのですが
鍼灸とミックスさせて、必ず良くして差し上げます!
やはり治療は(西洋医学もそうですが)”正しい診断(見立て)”が一番大事ですよね。
そこさえ間違わなければ、たとえ時間はかかったとしても必ず
将来良い方向に進みますから!