《どうして生き物にはオスとメスがいるの?》
考えてみれば、不思議ですよねー。
その証拠に地球上に生物が生まれたばかりの頃は、性の無い生物ばかりだったんですから。
実際、生物が自分の子孫を増やすのに、一番簡単な方法は細胞分裂で増やす事です。
ただ、この方法だとまったく同じ自分のコピーしか作れない。
だから、急激な環境の変化が起こった場合に一気に全員が滅びてしまう可能性があります。
→昨今の企業でも「ダイバーシティ」といって、多様性のある人たちを出来るだけたくさん
入れて、その中で調和を取る!という試みがなされていますよね。
それにはこういう理由があったワケです。
だから自分と違う特徴を持っている相手を探して
“お互いの良い所を分け合って(遺伝子の交換です。)弱点や足りない所は互いに補強する”
ためにオスとメスに別れて、つがいとなって子孫を作るようになったのです。
→この「お互いに”足りない事を補い合う”」というのが、結婚の本質ではないかなー、と個人的には思っています。
(実際にはお互いに悪い所を指摘して”けなしあったり”しちゃってるんですけれどもね。)
このシステムが正しいのか、正しくないのかは現在のこの地球上のある一定以上の高等生物が
皆、オスメスが分かれているという事が証明してます。
まー、確かに世の中の人全員が「男」あるいは「女」だったら、ドラマチックな事は
何一つ起こらないし、つまらないからこれで良かったのかもしれないですね。
問題も、その分沢山勃発するんですけれども。