《春の体の変化について(肝臓と生殖器の季節)》 |
春は冬の間に溜め込んできた色々な悪いもの・毒素を出す時期です。身体は冬の緊張からだんだんと緩んできて、骨盤も開いてきますので、あまり集中できなくなって頭もボーっとする・・・・。(なるほどね~。昔の人の観察眼は本当に鋭いですよね。感心します!) 骨盤が開くと、ここにある卵巣や子宮などの生殖器系統の動きが活発になります。 (だからこの時期は、女性器に溜まったゴミを出すのに最適の季節と言えます。子宮筋腫や卵巣のう腫など女性器系の病に対する予防になります。) また整体では、嗅覚は卵巣の働きと深い関係にある、と考えられております。 だから春は“花の匂いに敏感”になるのです。(←こんな事まで気付いていたなんて、昔の人って本当に凄いですね~。) 人体の解毒を行う、最大の臓器は「肝臓」です。 肝臓が悪くなると“イライラ“して“疲れ“が取れなくなります。 |
《春の健康法》 |
肝臓は東洋医学では「目」に関係があります。 ですのでこの季節には“目を癒し・休める事”が大切です。 また五情(喜怒哀楽を5つの臓器に当てはめた考え)で言えば、肝臓は「怒り・イライラ」に関係があります。 ですので、なるべく楽しい空想や感情をコントロールするメソッドなどを行って、気持ちを豊かに安定させるようにしましょう。 (簡単に素人でもでき、危険が少ない方法としてオススメなのは「EFT」《エモーショナル・フリーダム・テクニック》です。詳しくお知りになりたい方は、こちらの研究会に問い合わせてみると良いと思います。) また、本もアマゾンなどで「EFT」で検索すると色々出てきます。 |
《春の健康法その1 目の蒸しタオル》 目の疲れ・肩コリ・腰痛・生理痛・風邪などに効果抜群! |
体を効果的に温めて循環を良くするアイテムとして一番お勧めしたいのが、タオルを熱いお湯で濡らした自家製温湿布です。喫茶店などで出てくる熱いおしぼりをイメージして頂くと良いとおもいます。
1. ヤケドをしないように気を付けて、タオルをお湯に浸した後、搾ります。 2.それを、疲れている場所に直接当てます。 風邪を引いて熱が出た時には、後頭部を繰り返し温めます。すると熱が出て、風邪の症状が早く経過します。(治りが早くなる。) 3. 数分でぬるくなりますので、タオルを温めなおし、もう一度当てます。これをタオルを温めなおしている時間も含めて10~15分弱繰り返します。 ◎必ずタオルを使うようにしましょう・・・というのは、だんだん冷めていき、そして再び温めるという温度の変化が効果の秘訣 ◎また、基本的に長くても15分弱で終了するようにしましょう。長時間行うと、逆に症状が悪化する事もあります。 |
《春の健康法その2 肝臓マッサージ》 |
◎春は肝臓が活発に働く季節です。日頃、頑張り過ぎて固~くなった肝臓をこの時期にしっかりと緩めてあげましょう。
◎まずは毒の排泄を促進するために体内の毒素を解毒するのに重要な“肝臓”をしっかりと緩めます。肝臓の場所は右の肋骨の下あたりにありますので息を吐きながら、10秒ずつ4~5か所くらいゆっくりと、両手の4本の指を使って指圧します。 (グーっと押して左右に軽く揺さぶって頂いても結構です。) 肝臓は、白砂糖など甘い物を良く食べる人はカターイですよ~!あとは薬。この辺の硬さで“甘いもの好き”か“薬を普段良く飲んでいるか”が分かります。もちろんお酒も関係しますが実は、甘い物を良く食べる人の方がもっと硬くなっています。 |
《春の健康法その3 鎖骨を緩める》 |
◎「花粉症」にも有効な、このマッサージ!ストレスを取り、リンパの働きを高めてくれます。 ◎“デコルテ”と呼ばれる(女性はどの場所か分かりますよね?私は知りませんでした・・・。)鎖骨の上のあたりをシャカシャカと良くコスリます。そして息を吐きながらゆっくりと指圧します。 反対側の手の4本指を肩に引っかけて、親指で指圧するとやりやすいです。 これはストレスからくる肌の異常に効果的です! (精神的な原因から肌に出るパターンは結構多いです。ストレスが過剰な人は必ずこの首の横から鎖骨の上までの部分がカチコチになっています。) ひどくなるとアゴの方まで硬くこわばるようになってしまいます。 ただ、この部分は非常に敏感なので強くやり過ぎないように注意して下さい。 |