はじめに
▼◎強い肩こりのある方は、ほとんど全員が肩甲骨の歪みを持っています。実際このように根深い肩こりには、多少肩自体を揉んだり引っ張ったりしても、ほどんど効果は見られません。
だからといって無理にグリグリと揉んでしまっては、肩の毛細血管が潰れてしまい、余計に肩の筋肉が硬くなり症状は、より慢性化し、ひどくなってしまいます。
これは、そんな重い肩こりの根本原因の一つである肩甲骨の歪みを調整するストレッチ法です。
やりかた |
まずは肩甲骨の水平回転です。 両手の平合わせて後ろで組んで、両腕を左右に大きく振るように水平回転させます。この時意識は腕を振るのではなく、あくまでも根本のを肩甲骨を動かすつもりで大きく動いてください。 (そのために多少、上半身も一緒に動いてしまってもかまいません。)時間は1~2分間です。 |
次に、肩甲骨の横倒し運動です。 図のように左肘を曲げ(左手の平は下に向けます。)右手で左手首を手の甲の方から持ち、下に押し下げます。 それと同時に上半身を左に傾けます。 これで左脇の下が伸ばされ(肩甲骨が横に倒れる動き)右脇腹もストレッチされます。 (これはコツを掴むまで少し難しいかも。)左右90秒間行ないます。 |
最後に肩甲骨の前後の運動です。 左肘を自分の正面に向くようにしてから、肘のの少し上を、右手の平で背中の方向に向かってグーッと押します。 それと同時に上半身も後ろに倒します。 肩甲骨が後ろに倒れるイメージで行なってください。 左右90秒ずつです。 |